落語家・瀧川鯉斗が共感する
PELLE MORBIDAの
キャノ クリスタレスコレクション


個性とは、
極めて鮮やかなものだ
激動の時代。研ぎ澄まされた完成が求めているのは、一変した社会の閉塞感を打開するようなモノだ。
ファッションであれば、それはシンプル&ベーシックに安住しない、冒険心や挑戦心だといえるのではないか。だからこそ今、身に着けるだけで高揚感を高め、ポジティブマインドを搔き立てる色や柄を手に取りたい。落語という日本の古典芸能の世界で我が道を突き進む瀧川鯉斗さんもまた、それを欲求するからこそ、PELLE MORBIDAから誕生したばかりの、「キャノ クリスタレス」コレクションに強く共感を覚える。
着想を得たのは、南米コロンビアのシエラ・デ・マカレナ国立公園を流れる川、キャノ クリスタレス。まるで本能を呼び覚ますような美しい色彩とユニークな柄が、男たちの個性をきわめて鮮やかに演出する。

Profile
たきがわこいと●落語芸術協会所属
1984年名古屋出身。元暴走族の総長という異色の経歴をもつ。2002年に上京。新宿の飲食店でアルバイトをしている時、師匠・瀧川鯉昇の独演会を観たことをきっかけに弟子入り。'05年に前座、'09年に二ツ目に昇進し、'19年5月、真打に昇格。寄席や独演会の本業以外に、人気テレビ番組や雑誌のファッションモデルとしても活躍し、気鋭の噺家として自ら広告塔となって落語の普及に貢献する。
瀧川 鯉斗
×
PELLE MORBIDA
CANO CRISTALES COLLECTION

幻想的で心奪われるボストンバッグ
心奪われる鮮やかな色の正体は、南米コロンビアにあるキャノ クリスタレス。普段は透き通った川は、乾期である9月から11月のわずか2週間ほど「世界一美しい川」や「五色の川」と形容されるカラフルな姿を見せる。PELLE MORBIDAの職人技術によって、そんな幻想的な佇まいをボストンバッグで表現した。最高品質の牛革にインクジェットプリントとシュリンク型押し加工を施し、仕上げにホログラムフィルムを貼ることで七色に輝く。

シンプルでクールなブラックに隠れるモノグラム柄
艶やかな光沢を湛えるボストンバッグには、心憎いギミックが隠されている。それが荷物を取り出す動作とともに目に飛び込んでくる、フラップ裏のモノグラム柄。フロントに付いたタグとホイッスルケースと同様、コロンビアの地形の等高線である。モノトーンで表現されたそのデザインは、遊び心ある男の所有欲をくすぐるだろう。

キャノ クリスタレスのロングウォレット
手に持ったウォレットは、CANO(Rainbow)



漆黒のボディに走る独創的な柄
これは彼の地、コロンビアの地形の等高線をもとにしたデザインで生地は本作のために京都の手捺染工場が特殊な技法において新開発したものだ。水性の発砲剤を牛革の表面に塗布し、熱を加えることで凹凸感を表現。仕上げに発砲剤を取り除き、形状を維持する加工を施すという、実に手の込んだ代物である。